“PLANT”プラント紹介

1.発酵槽 / 2.消化液槽 / 3.貯蔵槽 / 4.CHP・発電機 / 5.ポンプステーション / 6.原料投入ピット / 7.固形物投入機 / 8.固液分離機 / 9.ラメラ機 / 10.補助ボイラー室 / 11.破砕機 / 12.水処理設備 / 13.事務所 / 14.倉庫・キュービクル / 15.トラックスケール / 16.原料置場
Ttkエンタープライズ株式会社は自社でバイオガス発電プラントを作り、廃棄物を受け入れ・処理をしてバイオガス発電を行い、売電事業を行います。
ドイツのバイオガス発電システム(エンスパー社製)を採用、畜産糞尿、食品残渣、排水処理から排出されるゴミ等(有機残渣)を原料として発酵させ、バイオガスを発生させます。そのバイオガスによりエンジン発電機(CHP)を運転して発電します。発電した電力は再生可能エネルギー固定買取制度により売電して収益を得ます。
日本においてはバイオガス発電がほとんど普及していないため、地方におけるバイオガスプラントのモデルとして同業者の方、これから導入を検討される方やご興味のある方の施設見学やご相談も承っております。
プラント仕様
プラント仕様 | 500kW CHP、27m発酵槽、固形原料投入機、プレ貯蔵槽、消化液槽、分離機 |
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敷地面積 | 約4,000m2 |
場所 | 愛媛県新居浜市 |
発電容量 | 500kW CHP、27m発酵槽、固形原料投入機、プレ貯蔵槽、消化液槽、分離機 |
原料 | 汚泥(グリストラップ汚泥、下水汚泥)、廃油、廃酸、廃アルカリ(飲料水)、動植物性残さ、動物のふん尿 |
処理量(最大) | 35トン/日 |
バイオガス発電の流れ
STEP01廃棄物を発電燃料として調達
事前に搬入予約を取った指定の収集業者から受入をします。(トレーサビリティーと原料の横流しや不正転売を防止します。)
STEP02発電原料の投入前中間処理
運搬されてきた原料が容器に入っていたり、形状が大きく固いなど、湿式発酵に合わないものを破砕や容器分離作業により適した形状に整えます。
水分が多いものは、地下ピットに受けて調合させます。

STEP03発酵に最適な状態に調整
発酵前処理で細かくなった固形分と水分を調合させた後、今度は発酵に適した温度、PHに整えます。
STEP04メタン発酵・ガス回収
発酵に最適な状態の原料を発酵タンクに投入します。三区内では温度管理、PH管理などを行いながらガスを発生させ回収します。

STEP05バイオガス発電
発酵タンクから送られるメタンガスを、発電用エンジンで効率よく燃焼させ発電します。
発電の際に発生した熱も発酵タンクの加温や施設内の洗浄用温水にも有効利用しています。
